特別展「瓦版展」

 瓦版は、江戸時代に発達した情報媒体です。街中で読みながら販売されたことから、読売とも称されました。火事・地震・津波・仇討・見世物・奇談・外国船の来港・幕末の政変など、瓦版にはさまざまな出来事が記されました。速報性を重視するメディアであり、その内容からは、江戸時代人のユーモアや批判精神がうかがえます。明治以降は、新聞の出現によって衰退しやがて姿を消しました。
 本展では、瓦版のほか番付や引札など一枚刷りで各種時事的な事柄を取り扱ったものも、関連資料として合わせて展示します。
 瓦版は、市井に暮らす人々が、実際に手に取って、ながめたものです。当時の「生の声」が聞こえる資料と言えるでしょう。各種瓦版を通じて、江戸時代の社会の様子について考えます。

会期2023年11月3日(金・祝)から12月10日(日)まで
開館時間9:00から17:00(入館は16:30まで)
休館日毎週月曜日
入館料一般400円(320円)、小中高校生100円(80円)、市内在住の70歳以上100円(80円)
※( )内は30名以上の団体料金・前売り料金。市内在住の70歳以上は団体のみ。
※豊橋市内在住の70歳以上の方は身分証明書をご提示下さい。
※ほの国こどもパスポートをお持ちの小中学生は無料です。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料(ミライロIDが使用できます)