収蔵品展「 花鳥画 -四季の草花と動物たち- 」(12/6 ~ 1/12)

 季節を彩る花や草木、鳥をはじめとする動物を描く花鳥画は、山水や人物とともに東洋画を代表する画題です。
 二川宿本陣の馬場家には、宿泊した大名から贈られた御用絵師が描いた鶴図や、春景と秋景の間を飛ぶ雀たちを大画面に描いた群雀図屏風などが残されていました。 おめでたい とされる鶴の画は正月の床の間を飾り、屏風は四季を通じて大きな空間を仕切って使うときに利用されたのでしょう。 また、商家「駒屋」田村家の幕末から明治にかけての当主であった幹皋(かんこう)は、 田原藩の渡辺小華に花鳥画を学んでいます。
 本展では、当館および豊橋市美術博物館の所蔵品のなかから、 当地域の画家が描いた作品を中心に花鳥画の世界を紹介いたします。

■開催概要
  会 期  :令和 7年12月 6日(土)~ 令和 8年 1月12日(月・祝)
   開館時間:午前 9時~午後 5時(入館は午後 4時30 分まで)
  会 場  :豊橋市二川宿本陣資料館 企画展示室
 休 館 日 :毎週月曜日( 1月12日は開館、翌日休館)
 入 館 料 :一般400 円(320 円)/小・中・高校生100 円(80 円)
      豊橋市内の70 歳以上100 円(80 円)

■ 関連イベント
【ギャラリートーク】
 と き  :12 月20 日(土) 14時 ~
 解 説  :担当学芸員
 参加費  :無料(要入館料、事前申込み不要)

収蔵品展「花鳥画-四季の草花と動物たち-」チラシ(PDF:1MB)