東海道

 関が原の戦いに勝利した徳川家康は、翌慶長6年(1601)から江戸と京都を結ぶ東海道に宿場を設置し、街道の整備を始めました。東海道五十三次といわれますが、この時同時に53箇所の宿場ができたわけではなく、最後の庄野宿ができたのは寛永元年(1624)のことでした。
 近世交通の大動脈であった東海道を中心に、当時の制度や施設を解説し、旅の装束・道具・貨幣をはじめ、道中記や名所図会・浮世絵等の展示によって、江戸時代の旅を全国的視野から総合的に紹介しています。

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