二川宿・吉田宿の「宿場印」を販売します

宿場印 吉田宿・二川宿

 昨今人気の御朱印、御城印。水族館や古墳などおもしろい「印」も増えていますね。そこで「旅土産の文化が生まれたのは江戸時代。土産物に宿場の「印」があったら楽しいのでは?」と「宿場印」を作ってみました。
 今のところ豊橋市内の「二川宿」・「吉田宿」の2つのみですが、今後各地に広まって、全国の宿場印を集めながら旅をする、そんなことが出来るようになれば旅の楽しみがまたひとつ増えますね。

発売開始日時

令和3年3月20日(土・祝)午前9時より

  • 枚数は十分に余裕を持って作成しております。数量や期間を限定する商品ではございませんので、密を避けるためにも余裕を持ってお買い求めください。
  • 二川宿本陣資料館の駐車場は午前9時に開門いたします。資料館前の通りは非常に狭く、開館前の路上駐車等は周辺にお住まいの方々の迷惑なりますので絶対におやめください。
  • 「二川宿印」は二川宿本陣資料館のみ、「吉田宿印」は豊橋市美術博物館のみでの販売となります。
  • 郵送での販売は行いません。

料金

1枚300円

販売場所

二川宿印
二川宿本陣資料館(当館)
住所 豊橋市二川町字中町65
電話 0532-41-8580
開館時間 午前9時から午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合はその翌日)

吉田宿印
豊橋市美術博物館
住所 豊橋市今橋町3-1
電話 0532-51-2882
開館時間 午前9時から午後5時
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)

その他

  • いずれも宿場印も二川宿本陣資料館元館長で正圓寺前住職の金仙宗哲さんの書を印刷し、職員が一つ一つ心を込めて朱印を押しております。
  • 日付の記入には対応しかねます。

二川宿印の紹介

東海道五拾三次之内 二川猿ヶ馬場(保永堂版)歌川広重

 二川宿は東海道の江戸から33番目、遠江国から三河国へ入った最初の宿場で、東海道の宿場の中では人口で42番目、家数で41番目と比較的小規模な宿場町でした。猿ヶ馬場の茶屋の柏餅が名物と知られ浮世絵の題材になりましたが、実際の猿ヶ馬場は国境の境川をこえた遠江側にあったようです。
 参勤交代の大名や幕府の役人などが宿泊した本陣は、幾度か当主が交代していますが、文化4年(1807)に馬場家が本陣職を引き継いでそのまま明治維新を迎えました。
 二川宿の印には、二川宿本陣の当主であった馬場家の家紋「丸に釘抜き」をデザインしました。

丸に釘抜き紋(弁当箱)
二川宿 宿場印

吉田宿印の紹介

東海道 吉田其二(東海道名所風景) 三代歌川豊国

 吉田宿は東海道の34番目の宿場で、吉田藩の城下町としても栄えました。町の北側を流れる豊川には吉田大橋が架かっており東海道を代表する名所のひとつでした。また“吉田通れば二階から招く しかも鹿の子の振り袖が”の俗謡でも知られ、浮世絵にも二階から手を振る遊女(飯盛女)の姿が描かれています。
 徳川家康が慶長6年(1601)に東海道の宿駅整備の際に出した吉田宿宛の「伝馬朱印状」が現存していることから、吉田宿の印にはこの「駒引朱印」の印影をデザインしました。

吉田宿宛伝馬朱印状
駒引朱印
吉田宿 宿場印